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2006年7月13日 (木)

川上憲伸、沢村賞完全受賞の可能性

今日は、沢村賞と川上憲伸について。

まず沢村賞って知ってますか?
野球好きな人はもちろん知ってると思いますが
先発完投型の投手に贈られるもっとも名誉ある賞のことです。

もちろんその審査基準は大変高く、
該当者なしという年もあるくらい。

その基準っていうのを厳密に守ると
毎年 「該当者なし」になってしまうほど
ハードルが高いものなのです。

その基準がこれ↓


登板25 完投10 勝利15 勝率.600
投球回数200 奪三振150以上 防御率2.50


昔なら結構クリアできたかもしれないけど
打高投低の現在の野球では、すべての条件を満たすのは
やっぱりかなり難しいですね。

それもそのはずです。
2003年度に井川慶と斉藤和巳が20勝をあげたときでさえ
ふたりともその基準を満たしていなかったんです。

これがふたりの成績

井川慶
29試合 8完投 20勝5敗0S 勝率.800
投球回206 奪三振179 防御率2.80

斉藤和巳
26試合 5完投 20勝3敗0S 勝率.870
投球回194 奪三振160 防御率2.83

どちらも完投数が届いていないんです。
(斉藤和巳は投球回数も)

20勝投手でも条件はすべて満たせないのです。
そして、最後にすべての基準を満たした選手を探してみると
1993年度の今中慎二までさかのぼるのです。

これが今中慎二の1993年度の成績↓

31試合 14完投 17勝7敗1S 勝率.708
投球回249 奪三振247 防御率2.20

これも相当すごい成績ですね。
特に奪三振は相当なものです。
この年の今中は無敵だった覚えがあるので
7敗してるのが逆に意外でした。

そして今年の川上憲伸です。

これまでの成績は本当にスゴイ成績なんです。

現在ペナントレースのほぼ半分を消化した時点で

15試合 5完投 10勝1敗0S 勝率.909 
投球回124 奪三振104 防御率1.59

なんです。

ということは
単純計算だとシーズン終了時点では

30試合 10完投 20勝2敗0S 勝率.909 
投球回248 奪三振208 防御率1.59

となるわけです。

全部クリアできちゃうんですよね!
もちろん、岩瀬というリーグを代表する
ストッパーがいるので、完投数はちょっと微妙かもしれませんが
机上の理論上、数字上は達成可能なんです。

野球知らない人はあんまりピンとこないかもしれないですが
これ、ホントにすごいことなんですよ!

それだけ今年の川上憲伸は
スゴイってことが言いたいんです。

だから皆さん、地味かもしれませんが
もう少し中日の選手に注目してみてほしいんですが。。。

コレ見て、興味持ってもらえる人いたら
メチャメチャうれしいです。


あ、ちなみにもちろん川上憲伸は数字や記録だけじゃなくて
気迫とかそういったアツいピッチングが魅力的なんで
そっちにも注目してもらえるとさらにうれしいです♪

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